| 大久保英治「気-森の水」 |
水都大阪2009「水都アート回廊」に出展2009年8月22日~10月12日 大阪・大阪証券取引ビル
水都大阪2009とともにすでに8月22日からスタートしている「水都アート回廊」に、大久保英治さんも出展しています。ここ数年開催されている「大阪アートカレイドスコープ」の水都大阪2009版で、かつての大大阪時代を象徴するような歴史的建物や公共空間を舞台にアート作品を展示し、「新たな大阪の歴史と文化を浮き彫りにし」ようというもの。他にヤノベケンジ、河口龍夫、元永定正・中辻悦子などが参加しています。→続き 大久保さんの作品「気-森の水」は、大阪証券取引ビルの大吹き抜けホールの中央に、天井に届かんばかりにそびえ立っています。といっても、細い木 の枝を繊細に組み、長大な漏斗型の網目筒とそれを受け止める同じく網目の筒で構成されており、空気をはらんで軽やかにバランスをとりながら立っていると いった印象です。それは、一種、都市のよどみでもあるがらんとしたモダンなホールの空気を集めつつ、異質な気-森の気として浄化するためにしかけられた罠 のようにも感じます。そしてもちろん、浄化された気は水滴となってこの地を、地霊を潤すはずです。あるいは、すべて逆に、森の気を水をこの地に注ぎ込むこ とによって、この人工的な空間の気を一気に変えてしまうことを狙っているのかもしれない。 ともかくも一見に値する、体験してみることをぜひおすすめしたい作品・空間です。
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| 最終更新日 ( 2009/12/08 火曜日 09:50:16 JST ) |